こんにちは。ばんです。
与えられた環境の中でいかに前向きに楽しめるかが人生の醍醐味だと思っています。
今回は視覚障碍者の趣味に関して書いていきたいと思います。
①「見えない事」以外は特に変わらない
見えないとなんだか出来る趣味が少ないように感じられるかもしれません。
視力が無いが故に出来ない事は確かにあります。
例えば趣味が車の運転という視覚障碍者は流石にいないと思います。
ばんはもしも視力があり自由にお日様に当たれるのなら、バイクで1人旅をしてみたかったです。
ただ、インドア・アウトドアに関わらず「見えない」だけで出来ない事は思っている以上に少ないものです。
以下、私が関わったことや見た事のある視覚障碍者の趣味の一例を紹介します。
・パソコンを使った活動全般
これらは音声ソフトで出来る範囲なら大体健常者と同じように楽しむことが出来ます。
インターネットサーフィン、動画視聴、プログラミングなどは結構やっている人がいました。
・音楽活動
これも意外といます。譜面の問題をうまい事解決すれば、演奏は普通に出来ます。
エレキギターなどを所持している同級生がいましたし、文化祭などでバンド演奏をしている人もいました。
また、ライブへのお客として参加しに行く人も珍しくありません。
私も高校生の頃は好きなアイドルが居て、寮の門限に引っかからないように考えながらライブに参加していたのは今ではいい思い出です。
・テレビ、ラジオ視聴
これも健常者と同じように楽しみます。
唯、ラジオのリスナーは健常者より人口比で多いかもしれません。
ラジオ番組にメールを送る所謂「ハガキ職人」も一定数いるようで、知り合いが読まれているのを聞いたことがあります。
・旅行
ナビレコに直接関係する趣味ですね。ヘルパーさんなどに頼りながら旅行をする人もいます。
私の知り合いだとよく船旅に行く人がいます。
・スポーツ、スポーツ観戦
プレイヤーとしては視覚障碍者向けのスポーツを趣味にする人もたくさんいます。
観客としては野球など一般的なスポーツを観戦しに行く人もいます。
・テレビゲーム
これは意外に思われるかもしれませんが、一部のゲームは見えていなくても出来ます。
例えば格闘ゲームやリズムゲームなどがそれにあたります。
2D時代のポケモンも視覚障碍者が出来るゲームとして、寮の仲間内で結構やりこんでいました。
また、少し前のトピックスですが「The Last of Us Part II」は視覚障碍があってもゲームが楽しめるようにゲーム内で設定が出来るそうで、今後、こういったゲーム趣味が広がるかもしれません。
『The Last of Us Part II』盲目のゲーマーがクリア報告。どんな人でも遊べる、アクセシビリティオプションの充実ぶり
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200630-129139/
②どんな趣味でも外出は必要
このように意外と出来る趣味、余暇活動は多いのです。
ただ、インドア・アウトドアに関わらず、何らかの外出は必要となります。
ナビレコを通じてこうした趣味でも健常者と視覚障碍者が一緒に活動できる場が広がればと思います。